ポンと村おこし(10クールめ)
illustration やまさきこうじ
カブトムシに床屋さん…
ホッケーマスクに水風船…
今日も村ではイベントが!
わたし、頑張って村おこしなんだから。
む、村おこしになっているのかな??


第118話「むしばとる」
「ふふ……これはちよちゃにプレゼント」
「!!」
 レッド、カブトムシを千代ちゃんにあげちゃいました。
 途端に教室が静まり返ります。
 どうして静かになっちゃうんでしょ?



第119話「床屋さん」
 今回は床屋さんに行くお話なの。
 えっと、いつもはミコちゃんに切ってもらってるんだけど……
 床屋さんで切ってもらうのとは、どう違うんでしょうね?
 むむ、コンちゃんは前から行ってるみたいです。
 床屋さんの秘密を確かめに行くんですよ。



第119.5話「気付かないの?」
 わたし、床屋さんで髪をそろえてもらいました。
 ふふ、ちょっとおしゃれさんな気分なの。
 みんなに言われると、意識しちゃうかな。
 それなのにそれなのに!
 なんで店長さんは気付いてくれないの!



第120話「風邪ひき駄菓子やさん」
 風邪ひき駄菓子屋のおばあちゃん…
 でもでも、コンちゃんと対決の様相?
 わたしはそんな対決の瞬間を見守るんですよ。
 おばあちゃんの作戦が勝つか…
 コンちゃんの術が勝つか…



第121話「チェンソー・ウーメン・アピアランス」
 昨日の夜はスプラッター映画でこわい気持ちになりました。
 そして今日は……リアルでホッケーマスク登場!
 配達に行った先に現れたマスク&チェンソー。
 ウォンウォンとチェンソーを空吹かし。
 わたし達、どうなっちゃうの!



第122話「水風船バトル勃発」
 レッドは頭からお湯をかぶると泣いちゃうんです。
 男の子なのに弱虫さん。
 でもでも、正直、あんまり泣かれるとめんどうくさいかも。
 しかしですね、温泉の神さまがお湯をかけても大丈夫なの。
 楽しいといいのかも…ではではどうしましょ?



第123話「天職?」
 コンちゃんはいつも「ポヤン」としているの。
 わたしはいつも仕事をしてるのに…
 って、学校ではみどりが「委員長」になりました。
 ポン太も「級長」任命なの。
 むむむ、みんな、押しつけられてないですか?



第124話「学芸会『赤ずきん』」
「みどりっ!」
「何よ! まだ文句あんの!」
「ありありですよ、レッドで大丈夫なんですか?」
「?」
「主役は台詞とかたくさんあるんでしょ?」 



第125話「給食対決」
 なんだかただならぬ空気です。
 って、千代ちゃんが頬染めして、
「ねぇねぇポンちゃん!」
「どうしたの?」
「用務員さん、ミコちゃんにプロポーズじゃない?」



第126話「常連さんの話」
 カレンダーには「レッドの日」こと「感謝デー」。
 すぐお隣に「大感謝デー」ってあるの。
「この『大感謝デー』ってなんですか?」
「あ、これ……」
 この「大感謝デー」ってなんなんでしょうね。



第127話「ポン太vsシロちゃん西部劇モード」
「かうぼーいゆえ!」
「はぁ、カウボーイですか」
 今日のレッドはウエスタンなスタイルです。
 腰にさげた銃を抜いてクルクル回しながら、
「せいぎのみかたゆえ!」



第128話「ポン太vsポン吉」
「どーして男の子はパンツなんか欲しがりますかね」
「だ、だってオレ、シロ姉好きだし」
「あんな脱いだ汚れパンツのどこがいいんでしょ」
「ポン姉にはわかんないだろ〜」
「洗濯物ですよ、普通に」



第129話「たまお起つ」
 たまおちゃんの相談に保健の先生考える顔。
 保健の先生、たまおちゃんの腕を確かめるみたい。
 対峙する二人。
 戦いの行方は?
 って……保健の先生勝つに決まってます、ポワワ銃持ってるんだもん。



第130話「女対決」
「では、改めて告白してみてはどうでありますか?」
「改めて?」
「何度『好き』と言ってもいいでありますよ」
「なるほど……」
 と、コンちゃんの頭上に裸電球が灯りました。



コンと村おこし第10話「ポン先輩!」
 わらわ、おそば屋で御馳走になるのじゃ。
 タダかと思いきや、ポン太がデートを迫ってきおる。
 わらわ、子供には興味なしじゃ。
 これ、ポン太、お酒を渡さぬか!
 しかし、デートは面倒くさいのう……なにか良い手はないものかの。